左肩だけの痛み、左肩だけのこり。内臓に原因があるってほんと?

 

こんにちは。Rinato鍼灸整骨院の宮武です。

曇ったり晴れたり雨が降ったり、気圧の変化が激しいですが、元気出していきましょう!

 内臓からくる肩の痛みやこり

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肩の痛みやこりは、疲れや長時間の姿勢保持、ストレスなどが原因の場合が多いですが、左の肩だけがこる。

という場合その肩こりの原因は、疲れや姿勢のせいだけではないかもしれません。今回は、そんな「左肩だけが痛くなる原因」や「原因に対する対策」をお伝えしていきますね。

 

左肩だけが痛いこる原因

左肩こりが特に顕著な場合、胃もしくは心臓に支障をきたしていることも考えられます。

左側には心臓の影響とリンパ管の影響が現れます。

体内を流れている血管やリンパ管は、左半身と右半身では役割が違うので、片側のみの異常ということが起こってきます。

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左肩周囲には、心臓から流れて体内を一周した血液とリンパ管が合流する、「左静脈角」という栄養が集中しやすい器官があり、体液循環が悪くなると左肩が痛くなってしまったりします。

また、体には「内臓筋肉反射」という働きがあり、特定の内臓になんらかのストレスや疾患が発生すると、特定の筋肉の力が弱ってしまったりします。

同じ神経支配、もしくは人体発生学上の関係で内臓筋肉反射は起こるもの。というように生理学では考えられています。

では、左肩だけがこったり痛くなるときに関連する臓器はどこ?といいますとと、先ほどもあげました「心臓」と「胃」です。では、それぞれどこの筋肉と関連するのか、写真でご説明しますね。

胃の関連筋

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胃にストレスがかかった場合、関係する筋肉は「菱形筋」と言います。首の骨の上から6番目〜胸椎の4番目から始まって、肩甲骨の内側にくっついています。
首に近いところが痛いのであれば「小菱形筋」が、背中に近いところが痛いのであれば「大菱形筋」が胃の影響を受けて、左肩の痛みやコリになっているかもしれませんね。

心臓の関連筋

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心臓にストレスがかかった場合、関連する筋肉は「肩甲下筋」と言います。肩甲骨の肩甲窩下、肋骨面から始まって、腕の骨の小結節というところにくっついています。
肩甲骨の中というか背中が痛いという方は、心臓がなんらかの異常を感知してこの肩甲下筋が固く縮こまってしまったのかもしれませんね。

 

胃が原因の肩こりとは?

暴飲暴食、不規則な生活、アルコール、喫煙、薬によって胃が疲れると、リンパ液や血液の循環が悪くなり、左静脈角のある左肩がこります。

胃は、ストレスやお酒の飲みすぎなど、不摂生によって影響を受けやすいデリケートな臓器です。

ストレスや胃への過剰な負担などによって、胃が弱るとリンパ液や血液がどろどろになってしまい、左肩あたりの筋肉がこわばります。このこわばりが、痛みやこりとして左肩に出るというのが、胃が原因の肩こりです。

 

心臓が原因の肩こりとは?

心筋梗塞や狭心症になった時、左肩だけにこりが出る原因は「放散痛」と呼ばれるものです。

放散痛とは実際に痛んでいる場所と痛いと感じる場所が違う現象のことを言います。心筋梗塞は80%は心臓の痛みですが肩や背中に痛みを感じることもあります。

心筋梗塞は血管が詰まり心筋が壊死して痛くなるのは心臓ですが、心筋から痛み物質を分泌するときに、その痛み物質は自律神経から脊椎の中の神経を経由し脳に伝わります。

その途中、肩の神経も交わっているので、混線してしまうことで心臓の痛みを肩の痛みと脳が勘違いしてしまうんです。

心臓からの神経は左肩からの神経と同じ通り道なので、左肩だけにこりや痛みが出やすいということが起こり得ます。

 

胃が原因のときの対策

胃が原因のときの対策は、

  • ストレスを減らす
  • 暴飲暴食や早食いなどの食生活を改善する
  • アルコールやタバコを控える

といったことが大切です。

ストレス

ストレスとリラックスが半分半分になっていれば良いのですが、ストレスの方が強くなりすぎると、胃だけではなく体のあらゆるところに影響が出てしまうこともあるかもしれません。

ふだん忙しくてリラックスの方法がわからないという方は、息を吐く方を長くする深呼吸を時々やってみたり、好きなことをして発散すると良いと思います。

 

暴飲暴食早食い

暴飲暴食やあまり噛まずに早食いで食事をしていると、消化をするのに時間がかかってしまいます。なおかつ早食いをすると食べ物と一緒に空気も飲み込んでしまうので、胃が必要以上にふくらんで苦しくなることもあるので、要注意ですね。

 

アルコール

食事の前に少しだけ飲むお酒は胃酸の分泌を促して、食欲を誘う働きがあります。少しならいいのですが、大量に飲むと胃が刺激されすぎて、胃酸と胃粘液のバランスが崩れてしまい、胃粘膜が荒れてしまったり、胃の運動機能が低下してしまうので、飲みすぎないようにしましょう。

 

喫煙

タバコを吸うと血流が悪くなったり自律神経が乱れます。
胃の粘膜には毛細血管が張り巡らされていて、喫煙によって血流量が減ると胃粘膜は酸素欠乏に陥るので機能が低下したり、胃粘膜の抵抗力の低下が起こってしまいます。

また、胃と十二指腸との間の筋肉の機能を操っている自律神経が乱れてしまうと、胆汁や腸液の逆流が起こって胃の粘膜が傷ついてしまうので、なるべく控えた方が良いでしょう。

 

心臓が原因のときの対策

心臓疾患で左肩が痛い場合、多くの場合左肩の痛みやこり以外にも胸の痛み、息切れ、動悸、冷や汗、めまいなどが出ることがあります。

また心臓疾患によって肩が痛い場合、肩を動かしても痛みが強くなることはありません。左肩自体には何も問題が起こっていないので、肩を動かしても痛みが起こらないということです。

心臓疾患に関しては病院での施術になります。肩の痛み、こり以外の症状が見られたら、病院で診察を受けるようにしてください。

 

胃と心臓のツボ

日常生活の改善以外で何か内臓の調整ができることはありませんか?とよくご質問を耳にするので、日常生活の改善と合わせてオススメなのが、ツボ押しです。

足つぼマッサージなどに行くと、痛いところや固いところで、「あ〜お客さん胃が弱ってますね」と言われた方もいるのではないかと思いますが、同じようなツボで肋骨を押すやり方があるのでそちらをご説明しますね。

心臓のツボ

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肋骨は全部で12本ありますが、その中の上から2本目の肋骨の付け根(胸骨のところ)は胸骨角といい少し出っ張っています。
それを目印に、少し左の写真の赤のシールが貼ってあるところが心臓のツボです。

胃のツボ

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胃のツボは、先ほどの心臓のツボの一つ下にある第3肋骨の真ん中辺りにあります。心臓のツボから斜め左下辺りが胃のツボですね。

※右側だとまた違うツボです。左側の肋骨のツボを刺激してください。

ちなみに、ツボというとぴったりその場所を押さないと効果がないんじゃないの?と思われがちですが、個人差があるので、だいたいその場所辺りで押したら痛いところ、という感じで良いと思います。

 

まとめ

いかがでしょうか?左肩だけがこったり、痛くなる原因として考えられるのは、疲労や長時間の同姿勢からということも考えられますが、内臓からというのは意外だったのではないでしょうか?

何度も繰り返し左肩ばかり痛くなったり、マッサージなどに行って一時的に良くなっても、すぐに元の状態に戻ってしまう。という方は、内臓の疲労が関係しているかもしれません。そんな風にお困りの方は、ぜひ日常生活の見直しやツボ押しを試してみてくださいね。

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