下げすぎると危険!コレステロールは悪者ではない!

めまい

「コレステロールが高いんです、どうしたら下がりますかね?」患者さんから週に1回はあるこの質問。当院は病院ではなく整骨院、整体院ですが、身体の不調には内臓機能が低下していることで血液循環が低下してしまうことが関係していると考え、内臓調整を行い、患者さんには日常生活で内臓に負担がかからない生活をお伝えしているからでしょう、コレステロールが高いのが気になっている患者さんからよく質問されます。

コレステロールは悪者。そんなイメージは強いのではないでしょうか?

実は、そうではありません。

日本人ではコレステロールが高いほど死亡率が低下すると疫学研究ではっきりしているのです。あの有名な漫画「ドラゴン桜」外伝である「エンゼルバンク」でも書かれていましたね。読まれた方は思い出してみてください。

その下げすぎると逆に危険なコレステロールについて、この記事ではお伝えしていきます。

コレステロールの役割や特徴って?

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血液ドロドロになる悪者イメージが強いのでは?

コレステロール=からだに毒。血液ドロドロ。脳梗塞など血栓の要因。

そんな悪者イメージって強いですよね。僕もそう思ってました。CMでもそう、病気を説明するTV番組でも必ず現れるこのキーワード「コレステロール」。実は、ただ悪者ってわけではありません。からだに絶対なくてはならないもの。

その代表的役割として、、

  • 細胞膜(人間の細胞約37兆個それぞれの外壁になる)の原料
  • 体内のホルモン(生命活動の源)、ビタミンD(骨をつくる)、胆汁酸(食物脂肪の吸収を高める)の原料
  • 血管壁を守る役割
  • 脳神経細胞を守る役割

コレステロールの特徴として、、

  • 20%は食物由来、80%は体内で合成される。
  • ほとんどが副腎(腎臓の上にかぶさってる小さな臓器)で合成される。
  • 原料となる胆汁酸で排出され、その後小腸で血管へ再吸収される。
  • 水に溶けない性質をもつ

といったところが役割、特徴になります。人間が生きていくうえで大切なものであることは役割を見ていただくとよくわかると思います。特にホルモンの原料になるので、コレステロールがないと生命活動がぐちゃぐちゃになるともいえますね。

コレステロールは善玉(HDL)も悪玉(LDL)もない?!

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コレステロール自体は一種しかない

血液検査をすると必ずあるこのHDLとLDL。コレステロールが気になっているあなたは善玉コレステロールと悪玉コレステロールという認識は当然お持ちかと思います。でも詳しくいうと、コレステロール自体は一種しかありません。

どういうことかというと、コレステロールは上記の特徴にも書きましたが、水に溶けない性質をもつ脂質です。そのため血管内を移動する時はたんぱく質と結合した「リボたんぱく」という形になり運ばれていきます。このリボたんぱくには種類があり、その中にHDL、LDLが含まれているということ。

HDLは全身からあまったコレステロールを肝臓へ運ぶ。

LDLは肝臓から全身へコレステロールを運ぶ。

その役割、意味があるんですね。いわゆるHDLコレステロールとLDLコレステロールはそれぞれ、HDLに含まれているコレステロールとLDLに含まれているコレステロールという意味になります。ということは、コレステロール自体はそもそも一種しかなく善玉も悪玉もないということですね。

以上のことから、「HDLが高いからどうしよう」「LDLだけ下げるにはどうしよう」といったHDLとLDLにわけて考えるよりも総コレステロール値をみるようにすると良いでしょう。

では、次に下げすぎないほうがいいコレステロールについてはいっていきます。

総コレステロール値は下げすぎてはいけない理由

老人

 

日本人はコレステロール値が高めの方が死亡率が低下する

先ほどまでのお話でコレステロールの役割についてお伝えしてきましたので、コレステロールの必要性はわかって頂けたかと思います。

一応コレステロールの基準値とされているのが、、、

正常値:総コレステロール150~199/HDL40以上/LDL70~119/中性脂肪50~149

境界値:総コレステロール200~219/HDL40以上/LDL120~139/中性脂肪50~149

要注意:総コレステロール220~/HDL40未満/LDL140以上/中性脂肪150以上

ただ、冒頭でもお伝えしましたように日本人ではコレステロールが高いほど死亡率が低下すると疫学研究ではっきりしています。あの有名な漫画「ドラゴン桜」外伝である「エンゼルバンク」でも書かれていました。日本の代表的な研究機関であるJ-LITにて総コレステロールと寿命の関係について下記のデータが発表されています。

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※引用元「コレステロールと中性脂肪で薬は飲むな」祥伝社

どうでしょうか?当然総コレステロールが高すぎるといけませんが、一般的に要注意領域にはいる総コレステロール値220でも、データではご覧の通りです。びっくりされる方も多いかもしれませんね。

ただし、260以上になるとさすがに血液がドロドロになる状況のためか死亡率が一気に上昇します。また、コレステロールは胆汁酸として排出されますからこの数値だと胆石が発生しやすくなるのも想像できますね。

従来の医学では総コレステロール値は低いほうがいいという考えでしたが、実際は逆に低いほうが死亡リスクは高まるようです。データ上は160以上260未満をキープしたいところですね。そのため、お薬で下げすぎるのも危険かなと思うのが僕の考えです。

これに安堵して食生活を乱しても当然いけませんが、神経質になりすぎず、食生活では適度にコレステロールをとりつつ腹八分や適度に運動するということを大事にして欲しいと思います。適度なコレステロール値をキープするために。

 

おわりに

温泉

 

下げすぎると逆に危険なコレステロールについてお伝えしてきましたがいかがでしたか?コレステロールは悪者ではありません。なくてはならないものです。そして、低すぎても高すぎてもいけないが、基準値とされる数値よりも少し高いほうが死亡率は下がるという結果がでています。

それを知っていただくのと同時に、生活習慣を乱すことなく、「腹八分」「軽い運動習慣」をきちっとおこなうことで総コレステロール値は安定していきます。(甘い物や脂物は取りすぎないでくださいね。)また、コレステロールを下げるお薬を飲まれている方はコレステロールを下げすぎることもどうかということを、少し考えてみても良いかもしれません。

総コレステロールについてこの記事ではお伝えしてきましたが、コレステロールに関して気にされている方へ向けた記事ですので、

他の疾患や治療中の環境にある方は医師の指導を守るようにしてくださいね。

[大阪市本町のバキバキしない身体を変える整体院] Rinato鍼灸整体院 川上健史郎

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