高齢者の膝痛は姿勢の問題からはじまっていることを知ってますか?

「膝が痛い」「毎日階段がしんどい…」「歩いたら痛いから自転車じゃないと…」と悩んでいませんか?また、あなたの家族、ご両親がそう悩んでいるかもしれませんね。

年配の方の膝痛は非常に多いです。実際に当院に来られる高齢者の患者さんでは膝が痛いと訴える方が一番多いですからね。でも、膝が痛いと全く感じない高齢者の方もいらっしゃいます。

その両者の違いは?

経験上、膝が痛くなる方と痛くない方の違いは長年の「姿勢」にあります。

もちろん全ての膝痛が「姿勢」の問題だけによるものではありませんが、この姿勢の問題と膝痛がおこる関係性は知っておいてください。

この記事では、膝痛と姿勢の関係性について紹介します。現在膝が痛い方も、今後膝が痛くなりたくない方も、、。知ってもらっていると、予防と対処に繋がるのでぜひ参考にしてください。

高齢者にはなぜ、膝が痛い人が多いのか?

国民の自覚症状調査では、やはり上位に

高齢者の方は膝が痛い人が多い。厚労省の国民自覚症状調査では成人男性の5位、女性では3位に「足、手の関節が痛い」というデータがあります。腰痛、肩こりが1,2位を男女共に占めていますが、成人での大枠なので高齢者に限るともう少し膝痛の割合が増えるかと思います。

図24 性別にみた有訴者率の上位5症状(複数回答)

※厚労省HPより http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/3-1.html

圧倒的に腰痛と肩こりが多いな~という印象はあるかと思います。

では、高齢者の膝痛が多い原因について、一般的に言われている理由をお伝えしていきます。

高齢者の膝痛、一般的な理由はこの3つ

1.軟骨のすり減り

2.筋肉量の減少・低下

3.滑液(関節内の潤滑油)の分泌低下

だいたい、一般的にはこの3つが原因になるといわれていますね。病院で診察を受けた方でこのような理由があると聞いたことがあるのではないでしょうか?

レントゲンをとったり、筋肉の強さを見たり、、いろんな検査をしてこういった診断を受けるはずです。

病院で「膝痛は年齢だから仕方ないよ」といわれた方も多いのではないでしょうか?確かにこれらの3つの問題は関係しますし、年齢とともに長年頑張ってくれている軟骨のすり減りや筋肉の弱り、滑液の分泌が弱ったりはするでしょう。

そう聞くと「やっぱり年齢だから仕方ないか…」となってしまう。。。

でも、膝が痛くならない人もたくさんいますよね?

それでも、膝が痛くならない人もたくさんいます。むしろ膝が痛くない人の方が多いかもしれませんね。家族や近所、町を歩いていてもどうでしょうか?年配の方でも杖を突いている人、膝をさすりながら歩いている人もいれば、ランニングしている高齢者もいますよね。

その違いはなんでしょうか?さきほどお伝えした一般的な理由1~3は高齢になればみんな当てはまるはずなのに…

姿勢が良い高齢者に膝が痛い人はほとんどいない

老人

痛くなる人と痛くならない人の大きな違いは姿勢

その違いは?ずばり「姿勢」でしょう。

僕の経験上、高齢者の方で膝が痛くならない人は「姿勢」の問題が少ないことにあると感じています。

高齢者の患者さんで「肩は痛いけど、膝は全く痛くないしなったこともないよ」という方は非常に多い。意外かもしれませんね。みんな高齢者になると膝が少しは痛くなって当たり前かというと全くそんなことはありません。

膝が全く痛くない、痛くなったことない高齢者もたくさんいるんです。

姿勢に問題があることで膝痛の一般的な理由に繋がる

ここが、一番重要なポイントです。高齢者の膝痛の一般的な理由1~3に繋がるのは「姿勢」がどうかで全く違ってきます。

その姿勢に問題があるということは、どういうことかというと…

姿勢に問題があると基本的に上体が前傾姿勢をとります。(一般的に言う猫背)

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猫背(前傾姿勢)→重心が前にずれる→腰に負担が増す→

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バランスをとるため骨盤が後ろに傾く→上半身の重みを今まで以上に膝で支えることになる→そのまま生活を続け膝に負担がかかり続ける→筋肉、軟骨、関節内循環へダメージがかかり続けているので、一般的な高齢者の膝痛の理由1~3が出現する。

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姿勢に問題があるとこのような流れができてしまうんです。

高齢者の方みんなが理由1~3にあてはまるかというとそうではありません。当てはまるのは「姿勢」に問題があるまま生活を続けている高齢者の方ということです。その方達がより膝痛のリスクが高まるということですね。

このことを知っておいてください。年齢だから仕方ないことはありません。姿勢の問題があることによって、膝に負担がかかり、1~3の理由が出現してくることで高齢者の方に膝痛みがおこるという。理由の前に理由があるんですね。

では、膝の負担を減らす、姿勢のくずれをおこさないための生活習慣を少しお伝えしますね。

膝を泣かせていませんか?

雨おんな

横座り、お姉さん座りは膝が泣いてますよ!

「横座りしてませんか?」
膝が痛い、痛くなる人の習慣に横座りでの生活があります。
特に女性に多いですね。
無意識にやっちゃう方多いと思うのですが思い返してください。
実は、あれ膝が喋れたら「やめてー」っていってます。膝は曲げ伸ばし専門の関節でして、横座りのように捻った上に体重をかけられると関節技をかけられたようなもの。痛そうですよね?
更に、その姿勢は骨盤の捻じれ、歪みを引き起こしますので結果的に習慣化してると姿勢が崩れやすくなります。
この事って知らないと思います。最終的に姿勢と膝に影響していくってことも。
対策としてはシンプルですが、代わりにソファか椅子に座る、お尻の下にクッションを引いて床に座るなどするようにしてください。

日々のケア、意識の重要性

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身体を整えておく、姿勢を調整しておくことで、将来の膝痛予防として最適です。
もちろん、今膝が痛い人にも。
要は、膝にかかるストレス、負担を日常生活から減らすことがカギになります。
近くの治療院で日頃からケアをしてもらうのも良いですし、姿勢を意識する、運動習慣をつける、食事を摂りすぎない、体操教室などに通うのも良いでしょう。
膝が痛くなっている方は治療が必要ですが、痛くなりたくない方や少し膝に不安があるのよねという方は今から姿勢を見直してみてくださいね。

おわりに

笑顔

高齢者の膝痛と姿勢についてお伝えしてきましたがいかがでしたか
姿勢に問題があるまま生活することで、一般的に高齢者の膝痛の理由といわれるものに繋がってくるということを知っておいてください。
年だから仕方ないというわけではありません。
今すぐ生活習慣を変えることも出来ますし、予防線をしっかり張ることだってできます。
この記事がその役に立てば幸いです。
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